山下め由の着物の買取り相場はオークションでいくらなの?

山下め由の着物を売る際に、まず確認しておきたいのは買取り相場ではないでしょうか。
ネットオークションで売る場合、山下め由の作品は平均20万円程度で売る事ができています。

ただし、出品点数が10年間で3点のみと少ない為、この平均値はあくまで目安に過ぎません。

山下め由の着物を高く売るのなら、着物買取り専門店の無料査定に出すのがおすすめです。

参考:山下め由の着物を買取りしてくれる専門店一覧

山下め由など作家物の着物は、その価値が分からない人間には全く無価値なものです。
その点、こういった専門店には着物への深い造詣のある鑑定士がいるので安心です。

山下め由の着物の特徴を徹底解説

山下め由は、明治~昭和時代に名を残す染色家で、明治30年5月11日、東京都八丈島で生まれました。
7歳の頃から祖父に糸染めを教わり、秘法を伝授されます。

それ以来、黄八丈染めや織りに従事し、後継者を育てあげ300年という長い歴史のある伝統工芸を守りぬき、世に広めた女性でもあります。

参考:本場黄八丈買取り

昭和57年には吉川英治文化賞を受賞し、その2年後の春に亡くなりました。
祖父から受け継いだ技法は、その名声にあやかり、偽物が多く出まわっていたと言われています。
しかし、山下め由は生産性よりも伝統技法にこだわり続け、染め・織りを分業しながら一貫制作をつらぬいてきました。

現在、山下め由の着物は大変貴重な逸品として、なかなかお目にかかる機会もありません。

山下め由によって伝統技法を守り続けてきた黄八丈とは、時代劇などに出てくる町娘が着ている鮮やかな黄色い着物のことを言います。
その印象が強いがために黄八丈=若い娘さんを連想される方も多いようです。

それゆえに、日本の女性が黄色い着物を装う機会が少なくなってしまいました。
しかし、黄八丈と言っても黄色一色とは限りません。

黄八丈は刈安という植物から染めだすのに対し、椎木から染めだす黒八丈やタブの木から染める鳶八丈という色もあります。

参考:黒八丈買取り

それぞれの色を使いわけて、主色や副色になりながらに仕上がっていくのです。

複数の色を織り合わせることによって、単色にはない深みのある美しさを感じることができるでしょう。

また、黄八丈は徳川吉綱が愛でたという歴史があります。
武家に縁のある織物だったようで、吉綱が自分の家族や我が子のために特別に黄八丈の織物を発注していました。

次第に華やかな西陣織が好まれるようになり、黄八丈は将軍家の使用品としてではなく、奥女中や御殿女中といった高品位な女中に使われるようになったと言われています。

江戸時代から黄八丈と縁が深かった山下家ですが、その作家の誕生は安政5年生まれの山下家21代当主「山下右ヱ門」が孫娘にあたる山下め由に染めの技法を継承したことから始まりました。
江戸時代本土から戻ってきら染釜は、今現在も使われていることから山下右ヱ門は見識高い染師であったということが伺えます。

山下家はその技法を変えずに守り続け、その後山下め由とその娘の八百子は東京都の無形文化財に認定されることになります。

現在は、山下め由の孫娘にあたる芙美子が「山下め由工房」を立ち上げ、夫である誉と共にその技法を守り続けています。

山下め由の着物を高値で売るコツ

山下め由の着物は、江戸時代から継承されてきた伝統技法によって染め上げている着物です。
無形文化財に認定された有名染師の価値も加味されるので、高値で売る事ができる可能性も高いでしょう。
山下め由の着物の高く売るのなら、着物専門買取り業者がおすすめです。

参考:山下め由の着物を買取りしてくれる専門店一覧

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