滝泰の着物の中古価格は、ネットオークションでは45,000円程度

新潟の株式会社「滝泰」の着物は、高級呉服メーカーであることから着物を売った場合どのくらいの相場であるか気になることでしょう。

滝泰の着物のネットオークション価格を調べてみると、平均相場は約45,000円前後となっています。
これは、ネットオークションでの平均であるため、着物に対する正当な相場であるか判断することは難しいです。
ネットオークションでは、競り合うことで金額が決まるため変動しやすいというのが特徴です。

ですから高値で売りたい場合は、別の手段で高額買取することをおすすめします。

滝泰の着物の特徴

株式会社「滝泰」は、新潟県十日町市四日町に本社を構えている繊維製品製造業です。

和服メーカーや振袖、訪問着の大手と呼ばれ、独自で開発された「おぼろ染襲ね絞り」は古くから伝えられてきた伝統ある技法によって製作された着物です。
刺繍や金彩加工がふんだんに施され、6年連続で経済産業大臣賞を受賞するなど上質な技術が高く評価されました。

この「おぼろ染め」とは、友禅技法の一つでぼかし染めの一種でもあります。
濃淡をあやつりながら何度も染め色を重ね合わせることで生まれた生地を、丹精込めて絞られていきます。

名前の通り柄や柄の境の染めがふんわり・ぼんやりとしていて幻想的な雰囲気が特徴です。

また、通常の絞り染めの場合は生地を絞ってから染色液に浸して染めていきますが、おぼろ染めの場合は先に染めを手描きで行うという工程になります。

そして、絞りの工程ではどんなに細かい部分でも、全て手で絞るという信念があり時間をかけて絞りあげられた着物は、優雅で華やかしさが絶妙な風合いが魅力的です。

振袖の総絞りには、おおよそ1年と半年の月日をかけて作られているものもあります。

おぼろ染めは最初に「糸入れ」の工程がありその後、針に糸を通して細かい柄をすくう様に塗っていきます。
キレイな曲線を縫うには、相当な集中力と技術を要することでしょう。

絞り技法は、鹿の子絞り・杢目絞り・桶しぼりなど50種類以上もの技法が多様化されています。

その中でも鹿の子絞りは、基本的な技法で模様が小鹿の背中にある斑点に似ていることからこのように名づけられました。
「神様の使いである鹿」とも言われ安産であることから、女性の護符のような役目と共に晴着としても親しまれています。
我が子を思う特別な気持ちを「しぼり」や「結い」の行為の中に凝縮させて時代の経過とともに受け継がれてきたようです。

そして、絞りの次の工程は「蒸し」になります。
通常の絞り染め着物は、裏打ち作業が必要ですが、おぼろ染めの場合は行いません。
裏打ちは、絞りの時間がたち平らになるのを防ぐための作業で生地の裏に薄い羽二重をのせ斜めにザックリととめていきます。
しかし、おぼろ染めは金通しの段階でしっかりした生地を使用しているので、裏打ちしなくでも平らになることはありません。

蒸し工程が完了したら、生地を切らないように糸を切る作業に入ります。

絞り糸が複雑に絡まり合っているので、これを解くのは大変根気がいることでしょう。
糸を全て解けば柄に沿った刺繍を施し完成になります。

これだけ手間や技術を要するおぼろ染めですから、当然値段もそれに見合った価格がつけられ価値のある着物として人気を集めています。

滝泰の着物を高値で売るコツ

滝泰の着物は、通常の着物よりも手間や技術を惜しまない高級品であることから、買取価格にも大きく影響することでしょう。
着物の価値を正しい金額で売りたい場合は、着物専門買取業者を利用するのがおすすめです。
着物に関する知識を持ったプロの鑑定を行うことができるので、どのくらいの価値がある着物かも理解できます。

着物買取業者では、保存状態によって査定額も変わってくるのでできるだけ良い状態(箱や証紙など)で保管しておくようにしましょう。