首里織の着物の中古価格は、ネットオークションでは4万円程度

自宅に眠っている首里織を売ろうと考えた時、様々な売り方が考えられますが、より高値で売れる方法が何か分からない方も多いでしょう。
近年はネットオークションなどを使って気軽に売ることもできますが、ネットオークションの相場を見ると4万円程度で出品されていることが分かりました。

しかし、いずれも新品の価格であり、中古品ではありません。
そのため、中古価格の相場はもっと低価格になってしまうでしょう。
あくまでも目安にすぎませんが、ネットオークションでは中古の首里織を高値で売るのは難しいと言えます。

首里織の着物の特徴

首里織は、沖縄本島で作られている織物で、およそ500年の歴史があると言われています。
この織物は琉球王国時代に、中国や東南アジアなどの諸外国から織物の技術を学び、琉球王国の気候や生活に合わせて作られた独自の技術です。

沖縄には様々な工芸品があり、織物にも種類がありますが、首里織は沖縄の織物の中でも王族や士族用に製作されており、高級織物として今でも技術が継承されてきています。
原料は沖縄で採取できる絹や木綿、麻、芭蕉といった糸が使われており、その糸を琉球藍やシブキ、フクギなどで鮮やかに染色します。

特にフクギや琉球藍は織物のベースの色に使われていることが多く、それぞれ首里織の特徴とも呼べる濃淡を駆使した配色に合う染料となっています。

首里織には様々な種類があり、その柄に合わせて着用できる人も異なっていました。

・首里花倉織

首里織を含め、沖縄のあらゆる織物の中で格の高い人物のみが着用できたと言われている織物です。
主に妃や王女といった王族の女性達が好んで着用されていました。
花織や絽織などを市松・ひし形模様に織ります。
一見単調な柄に見えますが、よくみると柄の繊細さが分かり、かなり製作に手間がかかっていることが垣間見えます。

・首里花織

首里花織は、両面浮花織、緯浮花織、経浮花織、手花織の4つに細かく分類できる織物です。
士族を含め身分の高い人しか着用できなかったと言われています。
こちらも繊細な柄が多く、鮮やかな柄と色が映える織物と言えるでしょう。

・首里道頓織

平織りされたものの中へ糸の密度を高くした織物で、リバーシブルにも使える織物です。
主に男性の官衣として使われてきました。
柄は繊細でありつつ立体的に柄が浮かび上がっており、シンプルでも分かりやすい特徴が見られる織物となっています。

・首里ミンサー

緯糸をあえて太く織っていく畝織と両面浮花織を合体させた織物で、小幅の帯として使用されることが多いです。

・首里絣

首里織ならではの技法・手結で織られたもので、本島で作られていた絣の原型にもなっていると言われています。
その独特の模様は、首里絣でしか見ることはできないでしょう。

また、首里絣には手縞と呼ばれる経緯に絣が入った織り方や諸取切と呼ばれる絣の真ん中を起点にして経糸を織っていく方法、さらに綾の中と呼ばれる経縞に絣の柄が入ったものの3タイプの絣模様があります。

首里織の着物を高値で売るコツ

中古の首里織でも高値で売ろうと考えた場合、まずは状態をチェックしておく必要があります。
傷や汚れが入ってしまうとどうしても価格が下がってしまうため、もし落とせるのであれば落としておくようにしましょう。

また、箱や証紙などがあると高値で売れる可能性が高くなります。
査定をお願いするなら、着物専門買取業者に依頼すると良いでしょう。

無料査定を行っているところなら、査定に費用をかけずに済みますし、出張買取や宅配買取なら手間も最小限に抑えることができます。
ぜひ、中古の首里織を高値で売りたい時は、着物専門買取業者へ相談しましょう。