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高値で売れる着物の種類

正藍冷染の買取り相場はどれくらい?-高額で売るコツ

正藍冷染の買取り相場はオークションではいくらなの?

タンスの中に眠らせてある正藍冷染を売るのなら、まず買取り相場を知っておきましょう。
ネットオークションで売るケースを調べてみると、もっとも高いのは、千葉あやのの正藍冷染で202,000円で落札されています。
正藍冷染は3年間で2点しか出品されていません。
なお、ここに挙げた値段は目安に過ぎません。

正藍冷染を高値で売るのなら、着物に対する深い知識を持った査定員のいる着物買取店にみてもらうのが一番です。

参考正藍冷染の高値買取りが期待できる着物買取店

こういったお店は無料で査定してくれるので、提示額に満足なら売ることを考えてみましょう。

正藍冷染の特徴を徹底解説

正藍冷染は人間国宝となった初代技法師・千葉あやの氏が継承してきた技法のことを言います。
この技法は、宮城県栗原市栗駒文字の千葉家代々から伝わる染色で、日本で最も古い技法です。

一般的な藍染と異なり、熱処理を加えた後自然に発酵させるといった独特な工程を促します。

染め作業ができる期間は、気温が高くなる夏の始めといったごくわずかな期間だけです。
自然の恵みで染め上げられた深みのある藍色は、独特な風合いと素朴な模様で親しまれています。

正藍冷染は日本最古の染色技法で有名ですが、もともとは中国から伝来してきたものです。
藍を栽培し自然発酵させて染める草木染めの一種ですが、日本各地で盛んに行われるようになったのは、平安時代です。
明治時代にインド藍や人造藍など安価で簡単に染められる技法が普及されるようになり、一気に衰退してしまいました。

染色や織りの技術が進歩し大量生産された衣類が出まわっていく最中、東北地方の農村ではこれまでの正藍冷染の技法を用いて自家で衣類などを住める家庭がいくつか残っていたと言います。

一般的な藍染は藍瓶を加温し発酵の度合いを調整しながら年中染めることができますが、正藍冷染は熱を加えず自然に発酵し染めていくことから冷染という名前が付けられたと言います。

明治時代から大正時代にかけては文字地区で藍染めをする家庭が20軒近くあったようですが、昭和20年を過ぎた頃には千葉家のみとなったようです。
この頃、白石和紙の再興が注目され各地で手仕事をしている箇所に奥州白石郷土工芸研究所の佐藤忠太郎氏が訪ね調査を行いました。
千葉家はその調査対象となり、藍を種から育てて栽培する実態や藍の葉で藍玉を作り麻布を染める技法が再び脚光を浴びることになります。

当時千葉家で染織を初めて手掛けていた千葉あやの氏は、昭和30年に重要無形文化財技術保持者として世界から認められました。
染織史上で最も貴重な技術であるということが認識され、この技術は現在、千葉家2代目のまつ江氏に受け継がれています。

正藍冷染を高値で売るコツ

正藍冷染は平安時代から伝承されてきた歴史深い染色技法です。
一般の藍染とは違い初夏の時期しか仕上げられないため、希少性が高く高値で売ることができる可能性があるでしょう。

正藍冷染を高値で売るのなら、着物買取店を利用することをおすすめします。

こういったお店には着物の知識がある査定士が在籍しており、染物に使われている素材や歴史、色味などあらゆる視点で査定してくれます。
また、訪問買取りや宅配査定をしている所もあり大変便利です。

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