琉球びんがたの買取り相場はオークションではいくらなの?

琉球びんがたを売る場合、まずはその相場を抑えておく事が大切です。

ネットオークションでの琉球びんがたの買取り価格を調べると、平均29,000円程度です。
最も高値な中古品は、35万円で売る事ができたケースもあります。

もちろんこの値段は目安にすぎません。
こういったオークションは素人も参加するため、より高値での買取りをめざすなら着物買取り専門店がベターでしょう。
琉球びんがたの価値が分かる鑑定員がその価値を丁寧に査定してくれます。

参考:琉球びんがたを買取りしてくれる専門店一覧

査定自体は無料の所がほとんどなので、査定に出してみて値段に満足いかなければ売る必要はありません。

琉球びんがたの着物の特徴

琉球びんがたは、沖縄県を代表する染の伝統工芸となっています。

歴史を確認してみると、琉球びんがたの始まりは15世紀の中頃と遥か昔から伝えられている工芸だということがわかります。

第二次世界大戦によって琉球びんがたは、大きな打撃を受けたのですが、戦後びんがたの保存会が立ち上がり、昭和59年には国の伝統工芸品の指定を受けることができ、今では後継者育成事業をするなど琉球びんがたの保存に沖縄全体で取り組んでいるのです。

琉球びんがたの特徴は、独特なデザインです。
デザインの多くには季節感がなく、ハギや雪輪など沖縄にはない植物などもデザインされています。
そのほかにも、中国に影響を受けてデザインされた龍や鳳凰は、ほかの着物にはないデザインなのでインパクトがあるでしょう。

琉球びんがたの色が沖縄らしさを表現しており、日差しに当たるとなお美しく発色する原色を使ったデザインが人気となっています。

琉球びんがたの「びんがた」は漢字で書くと「紅型」となります。
沖縄で紅は「色」を意味するので色と型を使った染色技法となることから、琉球びんがたと呼ばれています。

染色の際に使用される道具を紹介していきましょう。

・筒

型を使わない技法で染色を行う際に使用する道具です。
真鍮製のものをしようして、筒引きや糊ふせを行います。

・ルクジュー

豆腐を乾燥させたもので、10センチほどの大きさです。
型紙の下に敷いて、下敷きとして型彫りの際に使用します。
保存方法が珍しく、油の中に付けておくことでサビが出にくくなり、カンナで削れば何度でも使用することが可能で古くから使われている道具です。

・コニチール

琉球びんがたには欠かせない顔料です。
サボテンについている虫を乾燥させたもので、煎じて粉末にすると鮮やかな赤色になります。
コニチールが元になるので、本藍を混ぜるとキキョウ色になるなどほかの顔料を混ぜることで様々な色を出していきます。
このように、琉球びんがたは独自の道具を使うことで鮮やかなデザインの着物を生み出しているのです。

作り方としては、

1、型彫り
2、型付け
3、筒引き
4、色差し
5、刷り込み
6、隈取り
7、糊ふせ
8、地染め
9、蒸し
10、水洗い

となり、着尺や帯、風呂敷など作るものによって型紙を使用する型染という技法と、手によって模様を描いていく筒引きという技法の2種類に分けて作られています。
集中力のいる作業が多いため、琉球びんがたは出来上がるまでに多くの時間が必要となります。

琉球びんがたの着物を高値で売るコツ

琉球びんがたは、伝統工芸品なので高値で売る事が可能です。

より高い金額で売るにはには、「琉球びんがた事業協同組合之証」と一緒にして査定に出しましょう。
手書きで書かれているため、本物の琉球びんがたにしかついていない証となります。

また、査定は着物買取専門業者を活用することをおすすめします。

参考:琉球びんがたを買取りしてくれる専門店一覧

着物に関する高い知識のある専門家が査定を行ってくれるので信頼感があり、安心して任せることができます。
また、こういったお店の中には使い古した作品や汚れのある作品の買取りしてくれる所も多いのも魅力です。