尾峨佐染繍の着物の中古価格は、ネットオークションでは60,000円程度

京都市内に本社を置く尾峨佐染繍は、素晴らしい刺繍によって模様が作られる着物の老舗です。

美しい刺繍が魅力的な尾峨佐染繍であっても、ネットオークションを調べてみると、中古品の相場は60,000円程度でした。
あくまで目安なので状態によってはもっと高く売れる可能性もありますが、ネットオークションは基本的にはおすすめできません。

尾峨佐染繍の着物の特徴

尾峨佐染繍の着物の特徴は、何と言ってもこだわりの刺繍です。

創業者である小笠雅章氏が30年以上、手刺繍にこだわり続けた刺繍専門のメーカーなので、豪華絢爛な刺繍でも細部に至るまで丁寧に作り上げられており、職人だからこそできる技であることが着物を見ただけで分かります。

尾峨佐染繍では、世界三大刺繍の技法や刺子・乱針刺繍なども着物へ取り入れていったことで、他ではなかなか見られない刺繍着物の制作が行われていったのです。

細い糸で刺繍しその間の糸を抜いていく技法の汕頭刺繍、生地裏から糸を取り出し玉結びを作っていって、その玉結びによって模様を作っていく技法の相良刺繍、そして髪の毛以上に細い糸を使うことで刺繍面が盛り上がらず、着物が波立たない蘇州刺繍の3つが世界三大刺繍と言われています。

大まかな技法を見ても分かるように、これらの刺繍技法は通常よりもかなり大変で時間のかかってしまうものになりますが、そこにあえて挑戦し、作品を作っていく姿勢は刺繍メーカーの尾峨佐染繍だからこそと言えるでしょう。

尾峨佐染繍のこだわりは技法だけではありません。

配色から模様、素材全てをこだわっており、品質の良い着物を着てもらえるようにという想いで作品が作られています。
現在社長を務めている小笠功博は、刺繍の良さを多くの人に広めようと、着物だけではなく帯や小物などもアイテム数を増やしています。

さらに呉服以外にも和装の婚礼衣装や打ち掛け引振袖といったものも取り扱うようになり、尾峨佐染繍のものづくりの幅はどんどん広がってきているのです。

尾峨佐染繍の着物は、その多くが自然美を表現しています。
例えば紫の地色に白い桜をふんだんに刺繍で描かれた振り袖や、汕頭刺繍の花模様が活かされた帯、紅葉やあじさいなどの季節の植物など、日本らしさと自然美の融合した作品が多くみられます。

また、尾峨佐染繍の着物は幅広い年齢の方が着用しても問題ないデザインとなっています。
そのため親から子へ、そして孫へと受け継ぎやすい着物でもあるのです。

慶事一般や結婚式にも着ていける着物も多く、尾峨佐染繍の着物を活用する場面は多いでしょう。

尾峨佐染繍の着物を高値で売るコツ

尾峨佐染繍の着物を高値で売りたい場合は、まず着物だけではなく購入時に付いてきた証紙や箱などの付属品がないかチェックしてみましょう。
箱や証紙があるとより高値で売ることも可能なケースがあります。

また、他にも売りたい着物や帯、和装小物があるようならまとめて売った方が良いでしょう。
これらのポイントを押さえつつ、着物専門買取業者に依頼することで高値で売れる可能性は高くなります。

着物専門買取業者は、出張買取や宅配買取など、自分の都合に合わせて買い取ってもらうことができます。
中には出張買取を無料で行っているところもあるので、そういったところへ買取査定を依頼すると、余計な費用負担をかけずに尾峨佐染繍の着物を買い取ってもらうことができるでしょう。