西陣織の中古価格は、ネットオークションでは1万~2万円程度

西陣織の中古価格を調べてみると、ネットオークションでは1万~2万円程度のものが多く出回っています。

新品や仕立てされていないものに関してはもう少し値段も張りますが、中には数千円で西陣織が販売されているものもあります。

あくまでも目安であるため、必ずしも1万~2万円程度で取引されるというわけではありませんが、それでもネットオークションで中古の西陣織を売ることは、高価買取も難しくなってしまうと言えるでしょう。

西陣織とはどんな着物?

西陣織は着物をあまり知らない人でも名前を聞いたことがあるというくらい、知名度の高い織物の一つです。
主に京都の先染め織物の総称で、1976年2月には国の伝統工芸品に指定されたことがキッカケで、その名が全国に知られるようになったと言われています。

西陣織には様々な品種があり、それを少しずつ生産することを特徴としています。
品種それぞれに魅力が異なっているため、同じ西陣織でも違った味わいを楽しむことができます。

・綴

通常の平織りに比べて横糸の密度が高い綴は、縦糸が見えないほどの密度になるため、まるで絵画のような織り模様をつけることができます。
綴は織る際に紋様の一部分に爪を刻んで織り込んでいくため、かなり細かい作業を行わなくてはいけません。
そのため、難しい紋様になると1日で1平方cmしか織ることができないものもあるのです。

・経錦

経糸を使い紋様を織り出す錦を指します。
通常2色の経糸を使ったものがほとんどですが、職人によっては4色、6色で経錦が織られている場合もあります。

・緯錦

様々な紋様を生み出すことができる緯錦は、錦地の中でも代表的なものと言われています。

・緞子

朱子織りという経糸と緯糸の組織点を分散させて作られた織物で、緯糸が表面から浮いていることから紋様をより立体的に見ることができます。

・朱珍

繻子を5枚・8枚で構成させている織物で、色彩の豊かさや朱珍でしか表現できない美しさが魅力的です。

・紹巴

紹巴は経緯に強撚糸を使って細かい杉綾模様や山形模様の地紋を織る西陣織を指します。
羽織物の裏地に使用されることが多いです。

・風通

多層織物の代表的なものとして知られる風通は、西陣の中でも着尺や名古屋帯などで利用されることが多いです。

・捩り織

経糸の位置を微妙に変えつつ織るため、緯糸の間に隙間ができるように仕上げた織物です。

・本しぼ織

経糸と緯糸の他に染められた絹糸を用いて強撚りがかけられた織物を指します。

・ビロード

独特の肌触りと光沢感のあるビロードは、元々南蛮から渡来されたもので、日本でも織り方が解明されると、西陣織にもビロードが作られるようになりました。

・絣織

経糸と緯糸を部分的に染めてから平織りして紋様を作り出す織物で、元々インドから東南アジア、沖縄に渡来し、日本にも伝わったと言われています。

・紬

真綿を紡いだ糸を使って手機で織ります。
素朴な色合いを出すことができ、全国的にも有名な織物の一つです。

これらの品種が取り揃う西陣織は、毎日着用していても飽きない楽しさがあります。

西陣織を高値で売るコツ

西陣織の着物などを持っていて、もう着なくなってしまったという場合、売ることを考える方も多いでしょう。

西陣織を高値で売るためには、先程書いたようにネットオークションでは高価買取が難しくなってしまうので、ネットからも申し込める着物専門買取業者に依頼すると良いでしょう。
着物買取のプロが実績に基づき正しい査定を行ってくれます。

また、多少の傷や汚れがあったとしても西陣織の価値が分かる専門業者であれば買取価格も高いままになる可能性もあります。
正しい価値で買い取ってほしいという方は、ぜひ着物専門買取業者へ相談してみましょう。