久保田一竹のネットークションの中古相場は20万円程度

久保田一竹は非常に人気が高く、インターネットオークションでは20万円前後で取引されています。
辻が花を見事に再現した久保田一竹の着物は、美しい着物として知られています。

インターネットオークションの素人売買ですら、20万円もの価格がつくのですから、催事に出す専門の着物事業者による買い取りであれば、さらなる高値買取が見込めます。
久保田一竹を手放してお金に変えたいと思うのであれば、ぜひインターネットオークションではなく買取ショップ・着物買取専門店に依頼しましょう。

久保田一竹とはどんな着物?

久保田一竹は、作家の名前です。辻が花を現代に再現した一竹辻が花で知られています。

辻が花染めとは、室町時代に栄えた紋様染めです。庶民の小袖から始まり、のちに武家に愛されて高級品として人気となりました。
しかし、江戸時代の初期にはもう作られなくなってしまいました。

友禅などの登場により、より自由に絵画的表現ができるようになった着物が台頭したため、辻が花は衰退してしまったと考えられています。

■久保田一竹美術館

久保田一竹は、20歳のときにこの辻が花と出会い、その美しさに心ひかれました。
そして、伝統技術を再現し、独自の紋様を吹き込みました。そして、深化させることに成功したのです。

20歳のときに辻が花と出会った久保田一竹が、一竹辻が花を完成させたのは60歳のときです。貧困や苦難、失敗などを繰り返し、つらい思いをしながら一竹辻が花を完成させました。

オリジナルの世界観と、染料そして素材の間に起こる化学変化を知り尽くした知識と、デザイン性に優れており、デザインごとに技法を変えて複雑な工程を経て、一竹辻が花は生み出されています。理想の着物が出来上がるまで、1年かかる場合もあります。精妙で大胆で、広大な宇宙とも思える一竹辻が花を作り上げた久保田一竹は、高い人気を誇っています。

久保田一竹は2003年に亡くなりましたが、人気の作家だったため、死後も定期的に展覧会が行われているほどです。フランス政府からフランス文化勲章シュヴァリエ賞も受賞しています。また、河口湖に久保田一竹美術館を会館しています。

久保田一竹を高く売るコツ

やはり久保田一竹を高値で売るには、保存状態が良いことが第一条件として挙げられます。
しつけ糸がついたままなら、新品として扱われますし、何度か着ているのであれば中古品です。

査定は、生地の質、サイズ感、産地、柄が流行品かどうか、一般受けするものであるかなどによっても、買取りの価格は異なります。
生地の質は正絹かどうかが重要で、正絹以外はあまり高い価値がつかないと考えていいでしょう。それは、久保田一竹でもそれ以外でも同様です。

できれば、インターネットオークションではなく着物買取店で

作家の名前で着物の価格は大きく変動します。
久保田一竹は、その中でも高値のつく作家のひとりといえるでしょう。
しつけ糸がついた状態の新品同様の状態であれば、100万円の音がつくこともあります。
それだけ、久保田一竹は活躍した作家だったのです。
よって、久保田一竹を手放したいと思ったら、インターネットオークションで安く売るのではなく、着物買取専門店で高く売りましょう。
中古の着物買取専門店では、熟練した目利きの専門鑑定員が、たしかに久保田一竹だと判定してくれれば、高値買取も可能です。