誉田屋源兵衛の着物の買取り相場はオークションではいくらなの?

誉田屋源兵衛の着物を売る事を検討中なら、まずは買取り相場を知っておく事が重要です。

ネットオークションでの出品は主に帯が中心となっていますが、買取額は平均62,000円程度となっています。
中古の最高額は小石丸を使った唐織の帯で235,000円で売る事ができてます。
もちろんこれらの値段は目安に過ぎません。

高値で売るのなら、誉田屋源兵衛の着物の真価が分かる着物買取り専門店に査定してもらうのがおすすめです。

参考:誉田屋源兵衛の着物を買取りしてくれる専門店一覧

こういったお店は無料で査定してくれるので、買取り額に満足の場合は売る事を検討すると良いでしょう。

誉田屋源兵衛の着物の特徴

誉田屋源兵衛は京都府室町で創業280年を誇る「帯の製造販売」の老舗です。
前の世代より受け継がれてきた技術とともに作品を作り続けてきています。

1738年に初代矢代庄五郎によって誉田屋源兵衛が創業されて以来、現在十代目となる山口源兵衛まで伝統ある技術が継承されてきました。

10年の歳月をかけて現在の社屋が完成され、帯を中心に展示会を開いています。
また、日本文化デザイン賞など多くの賞を受けています。

2013年には画家の松井冬子とのコラボで、着物や帯だけでなく掛け軸などの展示会が行われれました。

その制作に使われる糸素材には金糸や銀糸など貴重な糸素材があります。
中でも着物業界から長らく途絶えていた小石丸の繭によって絹織物の復興をとげた作品もあります。
小石丸とは幻の絹とも呼ばれる希少な繭で、蚕の中でも最も細く艶や張力が強いのが特徴です。

軽くしなやかで、独特な柔らかさがあるため「天女の羽衣」と名付けられるほど、最高レベルの条件を併せもっています。

一般の繭と比較すると小さく糸量が少ないため経済性に欠けるという理由で一度は姿を消していました。
小石丸は蚕の一種ですが、皇居御親蚕に用いられるくらいの品種で農林水産省によって原種保存するために飼われていました。

ここまでこだわりや情熱をかけてきた小石丸ですから、反物や布を作るまでの工程も手を抜くことはできません。

小石丸本来の味を引き出すために、乾燥保存や冷凍保存を行い、古法の座繰り器で行います。

現在の製糸はほとんどが高速の自動繰糸機で効率よく行われていますが、高速になると強く張ったまま乾燥させた糸は輪ゴムが伸びきった状態のような糸になってしまうのです。
このような糸は、針金糸とも言われ古来の小石丸の品種と比べものにならないくらい違いが出ます。

そんな小石丸を使った着物や帯は、艶があってきめ細かい光沢感があり、糸切れが少ない優秀な仕上がりになります。
糸価が高く貴重という点からも市場からの高い評価が見込めます。

また、帯制作には、紅花から採った染料で染めた京紅を使ったものがあります。

日本の紅花は、アザミに似たようなキク科の植物で飛鳥時代にエジプトやインドを経て日本に渡ったようです。
古くから染材として扱われてきましたが、漢方薬としても有名です。

名前から想像すると赤い色のように思われがちですが、実際の鼻の色は黄色、あるいはオレンジ色の花になります。
紅花の色素は、日の経過とともに変化するので、黄色の色素で摘み取った場合はその日のうちに水で洗い、圧搾機にかけて絞った液体を絹の染料として使います。
化学染料では絶対に生み出すことのできない紅の色が特徴です。

女性らしい何とも言えない色味に、魅了される人も多いでしょう。

誉田屋源兵衛の着物を高値で売るコツ

誉田屋源兵衛の作品は、希少価値の高い絹糸を使った伝統工芸品であるため、高額で買取りされる可能性が高いです。

着物買取り専門店なら、帯の価値や知識など熟知したプロが査定するので、納得のいく結果が期待できるでしょう。

参考:誉田屋源兵衛の着物を買取りしてくれる専門店一覧

また、汚れやシワなどがある着物でも売る事ができるお店も多いので一度相談してみましょう。