田島比呂子の中古はどれくらいで売れる?

田島比呂子の着物の中古価格は、ネットオークションでは1万4000円程度

人間国宝にも選ばれている田島比呂子氏は数々の着物作品を世に送りましたが、現在保有している人の中には田島比呂子氏の着物を売って、他の人に譲りたいと思う方もいるでしょう。
インターネットオークションで田島比呂子氏の着物を売った場合、平均相場は約1万4000円です。
なお、これはネットオークションの相場であって、本物の価値と判断することはできないでしょう。

正しい相場で売りたい場合はネットオークション以外の手段を選ぶのが賢明といえそうです。

田島比呂子の着物の特徴

1922年に東京で誕生した田島比呂子氏は、昭和から平成に活躍した染織師です。
1999年に重要無形文化財・友禅の保持者として人間国宝に認定されています。

わずか14歳で友禅の文様師として名を馳せていた高村樵耕氏、高村柳治師の下で友禅技術を学びました。
そして、32歳の若さで独立し、数々の作品製作を始めたのです。

1959年に開かれた日本伝統工芸展に作品を展示したところ、見事初入選を果たし、それ以降も名誉ある数々の賞を受賞しました。
友禅の高度な技術と向上の努力が高く評価されたことで鑑査委員に選出され、1986年に日本工芸会の理事長に就任し、指導に尽力していたそうです。

その後は友禅技術で人間国宝を取得している中村勝馬の指導を受けながら、従来の古典的な友禅とは異なる現代風の友禅を研究していきました。

そんな、田島比呂子氏が得意とする技法は「堰出し友禅」です。

堰出し友禅の特徴は柄がはっきりしていて立体的に浮かび上がっていますが、うたせ糊などの技法を組み合わせることで色彩に深みや味わいを与えています。
伝統的な友禅技術をベースに独自の工夫により、従来の友禅とは異なる淡く繊細な芸術性が溢れた作品が生み出されてきました。

独自の友禅技術により、田島比呂子氏の作品には煌びやかな印象や派手さが少なく、ナチュラルなデザイン性となっています。

田島比呂子氏の作品は動植物のモチーフが多く、落ち着いたデザインはどの場面も選ばず着用できる機会が多いことから、着物好きの間ではとても人気です。

製作ではほとんど田島比呂子氏が一人で行っており、製作中に浮かぶアイデアも取り入れつつ製作されていました。

田島比呂子氏の代表作品と言えば、1966年に日本伝統工芸展日本工芸会総裁賞を受賞した訪問着の「青東風」や、日本工芸会保持者賞の友禅訪問着「入江」です。

入江には遊びまわるセイタカシギ、押し寄せるよいに描かれる黄色の波、枯葦と水面の影だけが描かれたシンプルなデザインですが、そのシンプルさはセイタカシギの愛らしさを際立てています。

他にも高山の精やチベットの岬、いとざくら、たづ鳴きわたるなど自然をモチーフにした、色彩豊かな作品が充実しています。
まるで自然界の厳しさや生命を象徴するようなデザインや色調は多くの人を魅了する作品ばかりでしょう。

2014年1月に田島比呂子氏は前立腺がんによりこの世を絶ちましたが、2011年まで精力的に製作活動を励まれていました。
今は新しい作品を見ることはできませんが、現在でも田島比呂子氏の着物は多くの人々に愛されていて、中古市場でも需要が高い着物です。

田島比呂子の着物を高値で売るコツ

田島比呂子氏は人間国宝の染織師であるため、着物の買取は1着でも高額買取を期待できます。
作家物の着物には品質を保証するために証紙があるので、証紙と着物をセットで査定してもらうことで、さらなる高額買取となるでしょう。
また、シミや汚れなども価格を決めるポイントなので、綺麗な状態が望ましいです。

綺麗に使用と無理に洗ってしまうと、ますます汚れてしまう場合があるので、その際は汚れを落とさず査定してもらいましょう。
着物の買取なら専門買取業者の利用がおすすめです。

着物専門買取ならではの査定により、田島比呂子氏の着物を正確に査定し、納得できる金額で買取をしてくれます。

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