宮古上布はどれくらいで売れる?

宮古上布の着物の中古価格は、ネットオークションでは43,000円程度

宮古上布の着物を持っている方で、売りたいけどどこで売っていいか分からない…というような人もいらっしゃるでしょう。
近年、ネットオークションに出品することも多くなってきていますが、宮古上布を高値で売りたい場合、ネットオークションは向いているのでしょうか?

オークションでの中古の相場を見てみると、宮古上布の着物は43,000円程度となっています。
歴史は古く、現在1年の生産反数も少なくなってきている宮古上布の着物なのにネットオークションだとここまで価値が下がってしまうケースがあります。
相場はあくまでも目安に過ぎません。
しかし、そうだとしても高値で売ることは難しいでしょう。

宮古上布の着物の特徴

宮古上布の着物の特徴として、越後上布と並ぶ高級麻織物だからこそ出せる肌触りが挙げられます。
通常、麻織物は硬めで肌触りはシャリ感があると言われています。

しかし、宮古上布は麻織物とは思えないほど柔らかな肌触りを実現させているのです。
だからと言って麻本来の良い部分、例えば通気性が良く耐久性に優れているという部分は、宮古上布にも備わっています。

特に、宮古上布は布の厚さがまるで透明な蝉の羽のように薄く、夏にピッタリの着物になるでしょう。

1反を織るまでに数ヶ月以上もかかってしまうということから、市場にもあまり出回らないため、貴重な織物と言えます。
また、重要無形文化財にも選ばれている高級織物です。

そんな宮古上布は制作される際に原料の厳選から始まります。
宮古上布の原料は苧麻と呼ばれる植物から糸を作っていて、栽培された苧麻の繊維を手作業で紡いでいき、経糸と緯糸を績んでいきます。

糸を績んでいくのも全て手作業になるため、1反分の糸を績むまで3ヶ月はかかってしまうと言われているのです。

しかし、この作業があるからこそ、宮古上布の柔らかな肌触りが生み出されます。
さらに、糸が完成したらデザインを決め、締め機で絣締めを行っていきます。
その後、糸の染色を行うのですが、宮古上布では十数回以上染めこなすため長年使っていても色褪せないことが特徴の一つとも言えます。

また、琉球藍を使った藍染めとなり、大人な色合いが魅力的な作品に仕上がります。

染色が終わったら仮筬に通していき、いよいよ製織となります。
どんなに熟練の職人であっても1日に20cm程度しか織ることができません。

織りが終わったら一度洗濯をして陰干しし、砧打ちと呼ばれる木槌で3時間ずっと織物を叩く作業を行います。
この砧打ち作業を行うと、非常に滑らかで光沢感のある織物に仕上がります。

最近では着物以外にも幅広い年代の方に宮古上布を使ってもらおうと、名刺入れやポーチ、ブックカバーなどの商品が作られるようになりました。

着物には手が出しにくいという方も、取り入れやすい雑貨が多く、しかも宮古上布は長年使っていてもへこたれない耐久性の強さを持っているため、長く愛用できる一品となるでしょう。

宮古上布の着物を高値で売るコツ

宮古上布の着物は購入するととても高値が付くものですが、中古品を売るとなると状態や売る場所によっては高値にならない可能性があります。
例えば上記で紹介したネットオークションで売っても、なかなか高値で売ることは難しいと言えます。
また、正しい価値を知っていないと出品する時に損をしてしまうかもしれません。

ですから、宮古上布の着物を売る際は、着物専門買取業者に依頼してみましょう。
着物専門買取業者なら正しい査定判断で、宮古上布の着物を買い取ってくれます。

高値になる可能性も高く、しかもネットオークションのように出品する際の手間が一切かからないためおすすめです。

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