桝屋高尾の買取り相場はオークションではいくらなの?
独創的な織物を生み出す桝屋高尾の着物を売るのなら、買取り相場のチエックが大切です。
ネットオークションで桝屋高尾の着物を売るケースを調べてみると、平均23,000円程度で買取りされてます。
中古の最高値はねん金綴錦の袋帯で161,000円で売る事ができています。
最安値は441円からありますから価格の幅が非常に広いです。
もちろんこれらの値段は目安に過ぎません。
桝屋高尾を高値で売るのなら、その価値が十分に分かる着物買取店に鑑定してもらうのが安心です。
こういったお店は無料で査定してくれるので、満足いく提示額なら売る事を考えてみましょう。
桝屋高尾の着物の特徴
桝屋高尾は、京都府京都市内にお店を構える織物店で、オリジナルの作品を扱っています。
参考:京都着物買取
そのどれもが京都西陣の伝統と、海外の織物文化を組み合わせたような独創的な織物が多く、他の織物とは一線を画した着物を手に入れることも可能です。
例えば、「ねん金綴錦」は黄金のねん金袱紗の復元を依頼されたことがキッカケで独自の技術と組み合わせた織物があります。
こちらは糸を染色した後、金箔を糸に巻きつけて、ところどころにできる糸の太さの違いによって金箔と元の染色部分が見えるという変わった織物になります。
光の加減によっては金箔が光を生み出し、まるでキラキラと煌くような織物に仕上がるのです。
豪華な雰囲気で、格調高い印象の着物や帯に仕上がるため、フォーマルなシーンにもピッタリな着物や帯になります。
「渡来錦」は、織物の基礎的な部分でもある、平織りを極め、その美しさを生み出した織物になります。
渡来錦の特徴は、平織りならではの軽さとしなやかな手触りです。
着用していても負担がかかりにくく、楽に着やすい着物になると言えるでしょう。
全て手織りで作られているので、手織りならではの温かみも感じられます。
また、渡来錦はその名の通り、模様に世界の織物でもみられるような模様を使っているものが多いです。
そのためちょっと変わったオシャレ着として着こなせるでしょう。
「天平綾錦」は、とにかく生糸にこだわった織物で、今では外来種や交配種の繭を使うことが一般的になってきましたが、昔の繭から採取された生糸を使いたいと、全国の生糸から探し出し、ようやく天平綾錦に合う「世紀二一」という生糸に出会えたのです。
そんな生糸を使っているので手触りは一級品となっており、さらに深い光沢感は世紀二一だからこそ出せるものになっています。
織物としては古典的なものが多いものの、モダンな作りになっているので、誰でも着こなしやすいという特徴を持っています。
これらの織物の作者である高尾弘は、1960年に現在の会社を設立してから、個展はもちろん復元作業や世界各国で織物や染料について研究を重ね、現在の織物にたどり着くことができました。
天然染料や生糸など、原材料にまでこだわるからこそ、真の美しさが表現される織物を作ることができるのです。
桝屋高尾の着物を高値で売るコツ
桝屋高尾の着物には証書や落款が入っています。
特にねん金綴錦には、証書が入っているため、その証書が入っていないものは桝屋高尾のねん金綴錦ではない可能性も出てきてしまいます。
ですから、高値で売るコツとしては必ず証書を付けて鑑定に出す事が大切です。
着物買取店なら桝屋高尾の着物に対する深い知識を持っているのでぜひ無料査定してもらいましょう。
店は宅配買取りから出張査定までしてくるので、忙しい方にもおすすめです。